ちょっとしたキズであれば、一度に7、8個位リペアしてきれいにできるとプロは言います。言い換えれば、専門家にお願いするのであれば少しだけでなく、いっぺんに頼んでくださいね。無垢の木は“生きています”。ということは、どうしようもない場合でなければ、できた後すぐに補修するのは我慢して、少なくとも季節が変わるまでは経過観察をしてからやるべきです。おうちの床や木製家具のいろいろなキズの補修にはかくれん棒という商品です。重ね塗りすればフローリングや柱についたちょっとした傷が分からなくなり、気楽にきれいに補修できます。補修した後、傷を補修したところをじっくり調べたけれど、傷なんてどこにもありません。プロはさすがですね！！あちこちにある床のキズを持て余している人は補修を検討してみてください。細かい傷や液体による汚れから大切なフローリングの状態をキープするには、専用ワックスがおすすめです。できることなら、1年に2回ほど手入れするといいと言われています。本棚などを引きずってできた深いキズを長期間そのままにした場合、デリケートな床をコーティングしている塗装が少しずつ磨滅し、床全部にとってダメージとなります。仕上げに木の温かみを残すいわゆるシルクマットやつや消し塗料を選ぶと、床の浅い傷がわかりにくくなり、メンテナンスの間隔をさらに延ばすことができるそうです。世間では日用雑貨店などで修復剤が手に入るように“床のフローリングのキズ補修”はよく知られた技になりました。リペアの専門家によると、プロが用いるツールと私たちが使う道具は本当に違うのか質問したら、「まったくと言っていいほど違いはない」という話を耳にしました。小さい傷の場合なら、キズのある場所に床より濃いめの色のいわゆる補修用クレヨンを塗り、余分なものを布でぬぐい、仕上げにワックスを重ねます。床の表面にワックスを塗布することで被膜ができるので、さまざまなキズや水汚れを付きにくくします。水汚れも簡単に取れるので、毎日のお掃除が簡単にできるというおまけまでついてきます。一般的にフローリングは天然木で作られているものもあるので、尖ったものが落ちたり引っ越し作業などで傷が残ります。廊下など広い場所につくと、かなり目立ってなんとかしたくなります。専門用語でサネという部位がフローリングの木材に両サイドには作られています。この仕組みを採用することで、きちんと継ぎ合わせることになるわけです。目立たないすり傷で幅が狭ければ、補修ペンという補修剤を使うのが手っ取り早いでしょう。何本かまとめてセットになっている場合も多く、塗る量次第で色味を調節することも可能です。ずっと移動しなかった重い家具の負担のせいで大切な床が傷ついたといった、わずかなことで生まれる手ごわいキズ。キズの程度は関係なくプロフェッショナルに頼めば大丈夫です。